【2026年】無添加キャットフードとは|おすすめ9選!選び方も解説
「愛猫に少しでも健康で長生きしてほしい」
「できるだけ自然に近い、体に優しいキャットフードを選んであげたい」
そう考えて「無添加」のフードを探している飼い主さんはとても増えています。しかし、いざ調べてみると数多くの商品が見つかり、どれを選べば愛猫にとって一番ベストなのか迷ってしまいますよね。
この記事では、無添加キャットフードの正しい選び方や、多くの飼い主さんに選ばれている代表的なフード9選を詳しくご紹介します。愛猫の好みにぴったり合うフードを見つける参考に、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. キャットフードの「無添加」とは?知っておくべき正しい基礎知識
キャットフードを選ぶ前に、まずは「無添加」という言葉の正確な意味と、私たちが知っておくべき前提知識を整理しましょう。
①「無添加」の定義は統一されていない
ペットフード業界において「無添加」という言葉に明確な統一基準はありませんが、「無添加 = 着色料・香料なし&天然成分の保存料が使用されている」を一つの目安にして商品比較をすると良いと思います(何十種類と商品比較をした私の経験則です)。
ですので、単に「無添加」というラベルの言葉を鵜呑みにせず、「何が使われていないのか(着色料、香料、保存料など)」を飼い主自身の目で原材料欄から見極めることが大切です。
②国内流通フードの安全性と添加物の役割
大前提として、日本国内で正規に流通しているキャットフードは、ペットフード安全法などの厳格な法規制や安全基準をクリアしています。そのため、添加物が入っているからといって「すぐに健康を害する危険なもの」というわけではありません。
キャットフードに添加物が使われるのには、以下のような重要な目的があります。
フードの腐敗や脂質の酸化を防ぎ、安全に長持ちさせる(酸化防止剤・保存料)
毎日の主食として必要なビタミンやミネラルなどの栄養バランスを整える(栄養強化剤)
しかし、猫の健康維持を最優先に考えたとき、「わざわざ摂取しなくても良い、猫の体に不要な成分」が存在するのも事実です。無添加フードを選ぶということは、リスクを避けるためというよりも、「猫の体への負担を減らし、素材そのものの良質な栄養をダイレクトに届けるための贅沢な選択」と捉えるのが適切です。
2. キャットフードの原材料欄でチェックしたい注意すべき添加物
愛猫のフードを選ぶ際、原材料表示の中で特に確認しておきたい代表的な添加物を解説します。これらは安全基準の範囲内で使用されていますが、自然派のフードでは一般的に他の天然成分へ置き換えられることが多い項目です。
①合成酸化防止剤(BHA・BHT・エトキシキン)
フードに含まれる脂質の酸化(劣化)を防ぐ成分で、以下の3点はペットフード安全法でも物質によって基準値が定められています。
BHA(ブチルヒドロキサニソール): 高い抗酸化力を持ちますが、一部で健康への懸念が議論されることがあり、近年は使用を避けるメーカーが増えています。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン): BHAと同様に脂質の酸化を強力にブロックします。
エトキシキン: 元々は農薬やゴムの安定剤として開発された経緯があり、現在EUなど一部の地域では使用が禁止されています。日本でも人間用の食品への使用は認められていません。
自然派・プレミアムフードでは、これらの代わりにミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物、クエン酸といった天然由来の酸化防止成分が採用されています。
②着色料・発色剤(赤色〇号、青色〇号など)
フードの色味を均一にしたり、美味しそうに見せたりするために使用されます。
しかし、猫は食べ物を「視覚(色)」ではなく「嗅覚(匂い)」で識別して食べるため、フードの色は猫の食欲に全く影響しません。つまり、着色料は完全に「買い手である人間(飼い主)」の見た目の満足感のために使われているものであり、猫の体にとっては不要な成分です。
③香料・調味料
フードの匂いを強め、猫の食いつき(嗜好性)を高めるために添加されます。
これら自体に害はありませんが、人工的な香りが強すぎると、素材そのものの品質や状態が分かりにくくなるという側面もあります。本当に良質なプレミアムフードは、人工香料に頼らなくても、新鮮な生肉や生魚本来の芳醇な風味だけで十分な食いつきを実現しています。
3. 添加物だけじゃない!原材料欄で見極める「素材の透明性」
本当の意味で安心できるフードを選ぶためには、添加物の有無だけでなく、主原料として「どんな肉や魚が使われているか」という素材の透明性をチェックすることが不可欠です。原材料欄に以下のような曖昧な表記が多い場合は、どのような部位が使われているか飼い主側で判断しにくいため、注意深く確認する必要があります。
注意したい曖昧な原材料表記
「肉類」「ミートミール」などの総称表記: どのような種類の動物の肉なのか、あるいはどの部位が含まれているのかが具体的に記載されていない表記です。安全性を重視するなら「鶏生肉」「乾燥七面鳥肉」など、動物の種類が明記されているものを選びましょう。
「動物性油脂」: フードの表面をコーティングして風味を足すために使われる脂質ですが、何の動物から抽出された油なのかが不透明です。良質なフードでは「鶏脂」「サーモンオイル」といった具合に、明確に由来が記載されています。
「家禽ミール」「フィッシュミール」: 肉や魚を乾燥させて粉末状にした原材料です。ミール表記そのものがすべて悪いわけではありませんが、中には製造段階で大量の合成酸化防止剤が使われているケースや、原料の質が不透明な場合があります。何の肉・魚のミールなのか具体名がわかるもの、あるいは品質管理体制が公開されているブランドを選ぶと確実です。
4. 本当に安心できる無添加キャットフードを選ぶための3大基準
ここまでの知識を踏まえ、愛猫の主食として本当に信頼できるフードを失敗なく見極めるための、具体的な3つの選択基準を提案します。
基準①:国際的な栄養基準をクリアした「総合栄養食」であること
どれほど人工添加物を排除し、良質な素材を使っていても、猫に必要な栄養素(タンパク質、脂質、各種ビタミン、タウリンなど)のバランスが崩れていては本末転倒です。
毎日の主食として与える場合は、必ず以下の国際的な栄養ガイドラインに適合し、「総合栄養食」の表記があるものを選んでください。
AAFCO(米国飼料検査官協会): ペットフードの栄養基準として世界的に最も広く用いられている指標
FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合): ヨーロッパの厳しい製造・栄養管理基準をクリアしている証明

基準②:第一主原料(原材料の筆頭)に「良質な生肉・生魚」があること
日本のペットフードの原材料表示は、「使用している重量が重い順」に記載するルールになっています。そのため、パッケージ裏面の原材料欄を確認し、一番最初に「チキン生肉」「サーモン」など、具体的なお肉や魚の名前が書かれているかチェックしてください。
穀物(トウモロコシや小麦)が筆頭に来るフードに比べ、肉食動物である猫にとって消化吸収の負担が少なく、良質な動物性タンパク質をしっかりと摂取できます。

基準③:製造工場や品質管理の情報が積極的に「公開」されているか
フードの真の安全性は、原材料の名称だけでなく、「どのような環境で製造・管理されているか」という透明性に現れます。
衛生管理基準をクリアした自社工場や、人間の食品レベル(ヒューマングレード)の環境で製造されているか
原材料の産地やトレーサビリティ(追跡可能性)を公式サイトで開示しているか
製造工程や安全管理の情報をオープンにしているメーカーは、それだけ品質への誇りと自信がある証拠であり、長期的に愛猫に与え続ける上での大きな安心材料になります。
5. 愛猫家に選ばれている無添加・プレミアムキャットフード9選
多くの飼い主から高い支持を集め、原材料の質や安全性において実績のある9つの商品をご紹介します。
第1位:オリジン オリジナルキャット
特徴: カナダ産の最高峰プレミアムフード。原材料のなんと85%に新鮮な良質な動物原材料(チキン、ターキー、天然魚など)を使用しており、猫本来の食性に最も近い超高タンパク設計です。
メリット: 人工添加物は一切不使用。原材料の3分の2は生または新鮮な肉を自社キッチンで調理しているため、良質な栄養をダイレクトに摂取できます。
デメリット: 素材にこだわり抜いている分、1kgあたりの価格が市場トップクラスに高価です。
第2位:アカナ ワイルドプレイリーキャット
特徴: オリジンと同じ信頼のメーカーが手掛けるブランド。新鮮な放し飼い鶏肉や七面鳥、天然魚などを原材料の70%に贅沢に配合しています。
メリット: 着色料や合成保存料を使わず、肉本来の自然な栄養を丸ごと摂取可能。オリジンに比べてやや脂質が抑えられており、日本の室内猫でも使いやすいバランスです。
デメリット: プレミアムフード専門店や通販での流通が主となるため、近くの店舗では少し手に入りにくい傾向があります。
第3位:ニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルト チキン
特徴: 自然素材にこだわる老舗ブランド。第一主原料に良質なチキン生肉を贅沢に使用した、日本の室内猫のライフスタイルに合わせた総合栄養食です。
メリット: 着色料や香料は無添加。品質管理が徹底されており、多くのペットショップやホームセンターでも広く取り扱われているため、手軽に入手できて継続しやすいのが大きな強みです。
デメリット: グレインフリーですが、穀物の代わりに使われる豆類などにより体質に合わない場合があります。
第4位:ピュリナ ワン 1歳以上 グレインフリー チキン
特徴: 大手ネスレが手掛ける、合成着色料・香料無添加のキャットフードです。第一主原料には生のチキンを採用しています。
メリット: 消化に優しいグレインフリー設計でありながら、スーパーやドラッグストアでいつでも買える抜群の入手性を誇ります。1.6kgで2,000円台前半という圧倒的なコストパフォーマンスも魅力です。
デメリット: 高級なプレミアムフードに比べると、原材料に含まれるお肉そのものの比率はやや下がります。
第5位:キアオラ グラスフェッドビーフ&レバー
特徴: ニュージーランド産の自然豊かな環境で、牧草だけを食べて育った高品質なグラスフェッドビーフ(生肉)を主原料にした非常に珍しいフードです。
メリット: 人工保存料・着色料・香料は一切使わず、食物アレルギーにも配慮。肉食動物である猫のために、極限までお肉の配合量を高めたグレインフリーレシピです。
デメリット: ビーフ独特の力強い匂いがあるため、お魚系の香りを好む猫ちゃんの場合は好みが分かれることがあります。
第6位:ウェルネスコア グレインフリー 室内猫用 (1歳以上) 骨抜きチキン
特徴: 厳選された高品質な自然素材のみを使用し、米・小麦・トウモロコシなどの穀物や、人工の着色料・香料は徹底して不使用のプレミアムフードです。
メリット: 骨抜きチキンや七面鳥をベースにした高タンパク設計。さらに、お腹の健康を維持するためのプロバイオティクス(乳酸菌)や食物繊維もしっかり配合されています。
デメリット: 栄養価が非常に高いため、運動量の少ない猫ちゃんに以前と同じ感覚で与えすぎると体重が増えやすくなります。
第7位:シュプレモ 成猫用 チキン&サーモン
特徴: ニュートロ社が誇るプレミアムブランド「シュプレモ」のドライフードです。17種類の厳選された自然素材をホリスティックにブレンドしています。
メリット: 人工の着色料・香料・保存料は不使用。高品質なチキンを第一主原料に、サーモンなどの魚も使用しているため、嗜好性が高く猫が飽きにくいようです。
デメリット: 合成酸化防止剤を使用せず自然由来の酸化防止剤を採用しているため、一般的なフードより賞味期限が短く設定されています。
第8位:アイムス 成猫用 インドアキャット チキン
特徴: 多くの飼い主に親しまれているアイムスブランドの、合成着色料や香料不使用のインドア猫向けフードです。
メリット: 1.5kgで1,800円前後、大容量の5kgなどもあり、多頭飼いや毎月のコストを抑えたい場合に最適です。
デメリット: 植物性のタンパク質や穀類の比率が上位のプレミアムフードに比べて高いため、動物性肉原材料の純粋な多さを求める方には向きません。酸化防止剤は使用されています。
第9位:ユニアム ワイルドプロ チキン
特徴: ニュージーランド産の厳選素材や多様な内臓部位を使用し、猫の食性に合わせた高タンパク・グレインフリーのプレミアムドライフードです。
メリット: 関節や免疫の健康をサポートする「緑イ貝」や、ニュージーランド産キウイ・ブルーベリーなどを贅沢に配合しています。スチーム製法による高い嗜好性と小粒サイズで、猫の食いつきが良く、吐き戻し軽減につながったという声が多いです。
デメリット:一般的な市販フードに比べて価格が高めで、スーパーや一般的なペットショップ等では手に入りにくく、基本は公式オンラインストアや定期便などの通販を利用する必要があります。
6. 無添加に移行する時のよくある悩み
我が家では元々グレインフリーのフードを使っていましたが、7歳を過ぎたこともあり、より猫との時間を大切にしたい気持ちが増し、着色プレミアフード使う頻度を増やしました。
悩み①:無添加に変えたら食べなくなった!
香料ありのフードから無香料に切り替えると警戒される、というのは通説です。私の猫はずっと無香料フードを使っているのですが、確かに香りが弱いフードに切り替えるときは食いつきが悪化しました。最初は9:1→7:3→5:5→・・・と割合を徐々に増やしながら1週間程度で移行をして慣らすことがおすすめです。
悩み②:保存料がないから賞味期限や劣化が心配!
天然の酸化防止剤は効果が穏やかなため、合成保存料に比べて開封後の劣化(酸化)が進みやすい傾向があります。実際に夏場は自動給餌器に入れていると香りが悪くなったことがあります。ドサっと自動給餌器に入れるのではなく、1週間分or2週間分など小分けに入れる・開封済みのフードは袋ごと冷蔵庫保管すると酸化・湿りが防げるのでおすすめです。
悩み③:通販の高級フードが切れた!市販(店舗)で買える代用品は?
「通販で定期購入しているプレミアフードが切れた。配送が間に合わない!」という時は、比較的どこでも買えて質の高いフードを選んでください。私のおすすめはピュリナワン グレインフリー(チキンor白身魚)です。
8. まとめ:愛猫の好みとライフスタイルに合わせた最適な選択を
市販のフードも無添加フードも、それぞれにメリットがあります。「絶対に無添加でなければならない」と気負う必要はありません。
何より大切なのは、愛猫が毎日美味しそうに食べて、元気に過ごしてくれることです。ネットのランキングだけを基準にするのではなく、愛猫の好みやあなたのライフスタイルに合わせて、まずは無理のない範囲から試してみてくださいね。


